--- > [!NOTE] 目次 ```table-of-contents title: minLevel: 0 maxLevel: 0 includeLinks: true ``` --- > [!NOTE] リスト掲載用文字列 - [企業からの正規メール、もはや「フィッシング」との区別ができなくなった?](https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2601/26/news035.html)【@IT】(2026年01月26日) --- > [!NOTE] この記事の要約(箇条書き) - ホスティングサービスを提供するリンクが「不審なメールに関する実態調査」の結果を発表。 - 約8割のユーザーが過去1年間に不審なメールを受信した経験がある。 - 約3割(27.5%)のユーザーが、正規のメールを不審なものと誤認する「メールの濡れ衣現象」を経験しており、特に若年層で顕著(20代では48.5%)。 - 不審メールの種類は配送業者や通販・ECサイト、金融系を装ったものが上位を占める。 - 不審だと判断する理由は「差出人のメールアドレスが不自然」(54.6%)が最多で、生成AIの進化により文面の不自然さが減っている可能性を指摘。 - 不審なメールを受け取った際、75.9%が「無視する/削除する」と回答し、公式アプリなどで確認するユーザーは少ない。 - 信頼できないメールを送る企業に対して、約半数が「セキュリティ対策に不安を感じる」「企業への信頼度が低下する」と回答。 - ユーザーは企業に対し「メールアドレスの公式化」(44.2%)や「公式ロゴの表示」(33.5%)を期待している。 - リンクは、正規メールの誤認問題を解決するため、送信ドメイン認証技術「DMARC」と公式ロゴ表示技術「BIMI」の重要性を提唱。 > [!NOTE] 要約おわり --- ## 企業からの正規メール、もはや「フィッシング」との区別ができなくなった?:リンクが実施、不審メールの実態調査 ホスティングなどのITサービスを提供するリンクは、不審なメールに関する実態調査の結果を発表した。約8割が不審なメールを受信しており、約3割が正規のメールを不審なものと誤認する「濡れ衣現象」を経験していた。 2026年01月26日 08時00分 公開 \[@IT\] この記事は会員限定です。 会員登録(無料) すると全てご覧いただけます。  ホスティングなどのITサービスを提供するリンクは2025年12月17日、全国の10~60代の男女1200人を対象に2025年11月4~12日に実施した「不審なメールに関する実態調査」の結果を発表した。  同調査のレポートによると、ユーザーの約8割(79.2%)が過去1年間に不審なメールを受け取ったことがあると回答した。また約3割(27.5%)のユーザーが、不審に思ったメールが実は正規のメールだったと気付いた経験を持っており、企業メールがフィッシングと誤認される「メールの濡れ衣現象」が顕在化している。 ## 企業の正規メールを「フィッシング」だと誤認、その実態は  不審なメールの種類としては、「配送業者を装ったメール」が65.9%と最も多く、「通販・ECサイトを装ったメール」(57.8%)、「金融系を装ったメール」(57.5%)がこれに続いた。これらは日常的に利用する身近なサービス提供事業者をかたる傾向にある。 [![](https://image.itmedia.co.jp/ait/articles/2601/26/ait_link01.png)](https://image.itmedia.co.jp/l/im/ait/articles/2601/26/l_ait_link01.png) 受け取った不審なメールの種類(提供:リンク)  メールを不審だと判断した理由については、「差出人のメールアドレスが不自然」(54.6%)、「利用した覚えのない企業/サービスから届いた」(53.1%)、「差出人名が不自然」(41.5%)が上位を占めた。一方で、「件名が不自然、大袈裟な表現」(37.9%)や「本文の内容が怪しい、日本語が不自然だった」(37.5%)といった文面の違和感に関する回答は30%台にとどまった。 [![](https://image.itmedia.co.jp/ait/articles/2601/26/ait_link02.png)](https://image.itmedia.co.jp/l/im/ait/articles/2601/26/l_ait_link02.png) メールを不審だと感じた理由(提供:リンク)  リンクはこの結果について、生成AI(人工知能)の進化と普及により自然な日本語の迷惑メールが増加し、表現面での見抜きにくさが生じている可能性があるとしている。 ## 正規メールを不審と誤認する割合は27.5%  不審なメールを受け取った際の対応として、75.9%が「無視する/削除する」と回答した。検索や公式アプリでの照合を行うユーザーは少なく、一度不審と判断されると無視・削除される可能性が高いことがうかがえる。 [![](https://image.itmedia.co.jp/ait/articles/2601/26/ait_link03.png)](https://image.itmedia.co.jp/l/im/ait/articles/2601/26/l_ait_link03.png) 不審なメールを受け取った際の行動(提供:リンク)  また、27.5%のユーザーが「不審に思ったメールが、実際は正規のメールだったと気付いたことがある」と回答した。年代別では若年層でその割合が高く、20~29歳では48.5%に上った。 [![](https://image.itmedia.co.jp/ait/articles/2601/26/ait_link04.png)](https://image.itmedia.co.jp/l/im/ait/articles/2601/26/l_ait_link04.png) 実際には正規のメールだったと気付いた経験(提供:リンク)  正規メールだと気付いた理由としては、「公式サイトやアプリで同じ情報を確認できた」が59.1%で最多となっている。 ## 企業に求められる公式ロゴ表示とDMARC対応  信頼できないメールを送ってくる企業への印象については、47.2%が「セキュリティ対策や顧客情報の取り扱いに不安を感じる」、44.0%が「企業への信頼度が低下する/ブランドイメージが悪化する」と回答した。  今後安心してメールを利用するために企業に期待する工夫としては、「メールアドレスを公式のもので統一してほしい」(44.2%)、「公式のマークやロゴなど、『正規のメール』であるとひと目で分かる表示をしてほしい」(33.5%)が上位に挙がった。 [![](https://image.itmedia.co.jp/ait/articles/2601/26/ait_link05.png)](https://image.itmedia.co.jp/l/im/ait/articles/2601/26/l_ait_link05.png) 安心してメールを利用するために企業に期待する工夫や改善(提供:リンク)  リンクは今回の調査結果を受け、正規メールの誤認問題を解決する鍵として、送信ドメイン認証技術の「DMARC」(Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance)と、公式ロゴを表示するBIMI(Brand Indicators for Message Identification)の重要性を指摘している。  多くの企業においてメール送信環境が分散しており、アドレスの統一は運用面・技術面で困難な場合があるため、DMARCによって信頼性を保証し、BIMIによってロゴを視覚的に表示することが、なりすまし対策および正規メールの誤認防止に有効な手段であるとの見解を示している。 Special PR ## アイティメディアからのお知らせ - [キャリア採用の応募を受け付けています](https://hrmos.co/pages/itmedia/jobs?jobType=FULL) スポンサーからのお知らせ PR Special PR **本日** **月間** あなたにおすすめの記事 PR