--- > [!NOTE] 目次 ```table-of-contents title: minLevel: 0 maxLevel: 0 includeLinks: true ``` --- > [!NOTE] リスト掲載用文字列 - [政府機関でも分かれる「先駆者」と「後続組」 データ分析やAIの導入を阻む要因とは](https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2601/20/news052.html)【@IT】(2026年01月20日) --- > [!NOTE] この記事の要約(箇条書き) - EY Japanの調査によると、政府機関におけるAI導入は期待が高いにもかかわらず、進展が遅れている。 - AIによるコスト削減(64%)やサービス向上(63%)への期待は高いが、組織全体のAI導入は26%、生成AIは12%に留まる。 - デジタル導入の「先駆者」(上位20%)は、高度なAI導入前にデータ品質やデジタルインフラの基盤構築を重視している。 - AI導入を阻む要因として、データのプライバシーとセキュリティ(62%)、データ・DX戦略の欠如(51%)、データインフラの未整備(45%)が挙げられる。 - 日本政府は「人工知能基本計画(案)」に基づき、「ガバメントAI」やプロジェクト「源内」を推進し、AIを社会課題解決の切り札と位置付けている。 > [!NOTE] 要約おわり --- ## 政府機関でも分かれる「先駆者」と「後続組」 データ分析やAIの導入を阻む要因とは:EY調査 EY Japanは、政府機関におけるAI導入に関する調査レポートを発表した。日本政府が「人工知能基本計画(案)」を公表し、「ガバメントAI」「源内」を推進している中、世界での導入状況はどうなっているのか。 2026年01月20日 08時00分 公開 \[@IT\]  EY Japanは2025年12月、政府機関におけるAI(人工知能)導入の実態に関する調査レポートを発表した。本調査は2024年8~9月に、EYがOxford Economicsと共同で実施。対象は14カ国の政府機関におけるCEO、CIO(最高情報責任者)、CDO(最高データ責任者)などの幹部492人で、国家・連邦レベルが40%、州・県レベルが25%、地方レベルが25%となっている。定量的調査に加え、公務員やAI専門家など46人を対象とした詳細なインタビューも実施された。  同レポートによると、多くの政府機関がデータとAIが果たす役割を重要視しているものの、導入状況には大きな遅れが見られることが明らかになったという。回答者の64%がAI導入によって大幅なコスト削減が見込まれるとしており、63%がサービス向上につながると回答するなど、AI活用に対する期待は高い水準にある。その一方で、AIを組織全体で導入しているのは26%、生成AIの導入についてはわずか12%にとどまった。 ## 政府機関でも分かれる「先駆者」と「後続組」  調査結果では、デジタル製品の導入において先行する上位20%の「先駆者」グループと、残り80%の「後続組」との間に顕著な差が見られた。  先駆者グループでは、高度なAI技術を導入する前に、質の高いデータやデジタルインフラといった基盤構築を戦略的に重視しており、これが両者の差を生む要因となっているという。データとデジタルインフラを整備している割合は、先駆者が88%であるのに対し、後続組は58%にとどまっている。  既存の業務プロセスやサービスをデジタル化または自動化している割合は、先駆者が76%に対して後続組は33%。データ分析能力を構築している割合は、先駆者が58%に対して後続組は33%となっている。 ## 政府機関でデータ分析やAIの導入を阻む要因とは  データ分析やAIの導入を阻む要因として、回答者の62%が「データのプライバシーとセキュリティ面の課題」を挙げている。政府機関は民間企業とは異なり、法的に保護された個人情報などを大量に保有しているため、適切な枠組みなしではデータ共有が制限されるという事情がある。  その他の課題として、51%が「データおよびデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略の欠如」を、45%が「データインフラの未整備」を挙げた。こうした結果を受け、回答者の58%は「パブリックセクターがデータとAIの導入を急ピッチで進める必要がある」との認識を示している。  同レポートによると、先駆的な組織は許可権限やアクセス制御、利用制限を明確にしたデータガバナンスの枠組みを確立することで、プライバシーを保護しつつ分析を可能にする透明性のあるデータ利用方針を構築し、セキュリティ課題に対処しているという。 ## 日本政府は「ガバメントAI」やプロジェクト「源内」を推進  EYストラテジー・アンド・コンサルティング 公共・社会インフラセクター ディレクター 横山武史氏によると、日本政府においてもAI活用の強化が進んでいるという。  2025年12月に公表された「人工知能基本計画(案)」では、AI分野を「強い経済」を実現するための戦略分野と位置付け、1兆円規模の民間投資を呼び込む方針が打ち出された。具体的施策として、政府職員が安心・安全にAI技術を活用できる基盤となる「ガバメントAI」の構築が進められている他、生成AIの環境整備プロジェクト「源内」にも着手しているとされる。こうした動きについて、横山氏は「AIは人口減少社会に転じた日本の社会課題解決の切り札となり得る」と評している。 Special PR [印刷/保存](https://id.itmedia.co.jp/isentry/contents?sc=0c1c43111448b131d65b3b380041de26f2edd6264ee1c371184f54d26ab53365&lc=7d7179c146d0d6af4ebd304ab799a718fe949a8dcd660cd6d12fb97915f9ab0a&return_url=https://ids.itmedia.co.jp/print/ait/articles/2601/20/news052.html&encoding=shift_jis&ac=e8cb9106baa7e37eb9feb877b9f0a27ddaf48b95ba02da49cbb3a8247ee7fec4&cr=e9fd42802bc22856808963077023568339063544b05e5a8646e62c02a898e0fd "この記事を印刷する") ## アイティメディアからのお知らせ - [キャリア採用の応募を受け付けています](https://hrmos.co/pages/itmedia/jobs?jobType=FULL) スポンサーからのお知らせ PR Special PR **本日** **月間** あなたにおすすめの記事 PR