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> [!NOTE] 目次
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> [!NOTE] リスト掲載用文字列
- [セキュリティを大幅強化、驚きを隠せない次期「Ubuntu 26.04」の全容](https://japan.zdnet.com/article/35243565/)【ZDNET JAPAN】(2026年02月07日)
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> [!NOTE] この記事の要約(箇条書き)
- Ubuntu 26.04 LTS (Resolute Raccoon)は、セキュリティを大幅に強化した次期長期サポート版です。
- GNOME 50の採用により、コアコンポーネントからX11が完全に排除され、Wayland専用ディストリビューションとなります。
- コアシステムの一部にRust言語が導入され(sudo-rs、rust-coreutils)、メモリーの安全性とコード管理が向上しました。
- NVIDIA製GPUでのWaylandパフォーマンスがMutterへのパッチ適用により向上しています。
- 新しいUbuntu App StoreがDEB、Snap、Flatpakの全パッケージ形式を一括管理します。
- TPMを利用したフルディスク暗号化(FDE)が強化され、インストール後のPIN/パスワード管理やディスクの再暗号化が可能です。
- Intel Trust Domain Extensionsのネイティブサポートや耐量子計算機暗号(PQC)の導入により、セキュリティが飛躍的に向上しました。
- Snapアプリケーションの権限管理がよりきめ細かくなり、ユーザーはハードウェアやファイルシステムへのアクセス許可を求められます。
- ユーザーインターフェースの一貫性を保ちつつ、確実で安全なOSを提供することを目指しています。
> [!NOTE] 要約おわり
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Linuxに少しでも触れたことがあれば、「Ubuntu」が市場で最も普及しているディストリビューションの一つであることはご存じだろう。
Ubuntuは非常に予測しやすいリリースサイクルを持っており、4月に「.04」、10月に「.10」がリリースされる。この正確さは時計のようであり、リリースの準備や期待を高めるのを容易にしている。これほど規則正しく運用されているオペレーティングシステム(OS)は極めてまれである。
4月に新たな長期サポート版(LTS)である「Ubuntu 26.04 LTS」(コードネーム:Resolute Raccoon)がリリースされる。このリリースは、セキュリティを極めて重視した内容となっている。Canonicalの計画については、 [こちらの記事](https://japan.zdnet.com/article/35240013/) で詳しく解説している。
筆者が最新のデイリービルドを試用した際の第一印象は、「いつものUbuntuだ」というものだった。しかし、深掘りしていくうちに、これが実は極めて重要なリリースであることに気づかされた。
## 注目すべき新機能と技術的進化
Ubuntu 26.04には、特別なディストリビューションたらしめる数々の注目すべき機能が搭載されている。
- *「GNOME 50」の採用:* この人気デスクトップ環境の最新版における最大のトピックは、コアコンポーネント(MutterやGNOME Shellなど)からついに「X11」の“残りモノ”を完全に排除したことである。これにより、本バージョンからUbuntuは厳格な「Wayland」専用ディストリビューションとなる
- *コアシステムのRust化:* メモリーの安全性を高めるため、一部にRust実装が採用された。具体的には「sudo-rs」の導入により、メモリーの安全性向上、エラーメッセージの改善、コード管理の効率化が図られている。また「ls」「cp」「mv」などの基本コマンドを含む「rust-coreutils」も導入された
- Waylandの強化:NVIDIA製GPUでのパフォーマンスを向上させるため、「Mutter」にパッチが適用された。これにより「ブロックされたフレーム時間」(メインスレッドが優先タスクに応答できなくなる時間)が大幅に短縮されている
- amd64v3対応:最新のCPU向けに最適化されたパッケージバリエーションがオプションで提供され、パフォーマンスの向上が期待できる
- 統合ソフトウェア管理:新しい「Ubuntu App Store」(GNOME Software)が、「DEB」「Snap」「Flatpak」の全パッケージ形式を一括管理する
- AMD ROCmネイティブパッケージ:AIや機械学習のセットアップを簡素化するため、AMD製GPU向けの「ROCm」パッケージがネイティブで提供される
Ubuntuのインストールがどれほど簡単かは、一度でも経験すれば理解できるだろう。筆者は、Ubuntuのインストーラーである「Ubiquity」は、現存するあらゆるOSの中で最も使いやすい部類に入ると考えている。最新の26.04でもこのプロセスは変わらない。近年のバージョンと同様、ポイント&クリックだけで誰でも完結できる。
[PAGE 2](https://japan.zdnet.com/article/35243565/2/)
## セキュリティの飛躍的向上とベネフィット
Ubuntu 26.04の核心はセキュリティの改善にある。2025年10月にリリースされた「Ubuntu 25.10」から、Trusted Platform Module(TPM)を利用したフルディスク暗号化(FDE)が一般提供(GA)された。これは機密データを保護し、重要な情報を潜在的な脅威から隔離して安全な認証を保証するものである。
26.04ではこれをベースに、インストール後のPINやパスワードの追加・削除、および「Security Center」アプリからディスクを直接再暗号化できる新機能が加わる。

一見しただけでUbuntuのアプリケーションは簡単に利用できるだろう(提供:Jack Wallen/ZDNET)
さらに、「Intel Trust Domain Extensions」のネイティブサポートにより、AES 128アルゴリズムのハードウェア暗号化を用いた、より安全で隔離された仮想マシンが構築可能となった。「OpenSSH」や「OpenSSL」も更新され、耐量子計算機暗号(PQC)のハイブリッドアルゴリズムが含まれている。
また、ユーザーに直接影響する大きな変更点として、Snapアプリケーションの権限管理がある。Ubuntu 26.04ではよりきめ細かな権限フレームワークが導入され、Snapアプリがハードウェア機能やファイルシステム内の特定の場所にアクセスしようとする際、ユーザーにプロンプトが表示されるようになる。
表面上、26.04は24.04や22.04と非常によく似ている。その一貫性が生む「親しみやすさ」こそが、ユーザーを安心させる。劇的なユーザーインターフェースの変化を求める人には物足りないかもしれないが、「ただ確実に動くOS」を求める人にとって、Ubuntu 26.04はまさに最適な選択肢となるだろう。

提供:Jack Wallen/ZDNET
この記事は海外Ziff Davis発の [記事](https://www.zdnet.com/article/ubuntu-26-04-new-release/) を4Xが日本向けに編集したものです。
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