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> [!NOTE] 目次
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> [!NOTE] リスト掲載用文字列
- [Cloudflare、「Markdown for Agents」を発表 ——エージェント向けにウェブページのHTMLをオンザフライでMarkdownに変換](https://gihyo.jp/article/2026/02/cloudflare-markdown-for-agents)【gihyo.jp】(2026年02月13日)
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> [!NOTE] この記事の要約(箇条書き)
- Cloudflareは2026年2月12日、AIエージェント向けにウェブページをMarkdown形式で提供する「Markdown for Agents」を発表した。
- この機能はPro/Business/EnterpriseプランおよびSSL for SaaSで、ベータ機能として無償提供される。
- HTMLはエージェントにとって不要な情報が多く、MarkdownはAI処理に適しており、トークン使用量を大幅に削減できる(約80%減)。
- クライアントが`Accept: text/markdown`ヘッダーを付けてリクエストを送ると、CloudflareがオンザフライでHTMLをMarkdownに変換して返す。
- レスポンスには、推定トークン数を示す`x-markdown-tokens`ヘッダーや、AIでの利用用途を示す`content-signal`ヘッダーが含まれる。
- Cloudflareダッシュボードから有効化でき、Cloudflare RadarにはAIボットのトラフィック分析機能が追加された。
- Cloudflareネットワーク外のコンテンツ向けには、Browser Rendering APIやWorkers AIの`AI.toMarkdown()`といった代替手段も提供されている。
> [!NOTE] 要約おわり
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Cloudflareは2026年2月12日、ウェブページをエージェント向けにMarkdownにして提供できる機能 「Markdown for Agents」 を発表した。この機能はPro/ Business/ EnterpriseプランおよびSSL for SaaSで、ベータ機能として無償で提供される。
- [Introducing Markdown for Agents - Cloudflare Blog](https://blog.cloudflare.com/markdown-for-agents/)
ウェブサイトによっては訪問者の対象として、人間に加え、AIエージェントを考慮すべき段階に来ていると、Cloudflareは指摘する。Markdown for Agentsの機能を使うことで、Cloudflareネットワークにあるウェブページにアクセスしてきたエージェントに対して、そのページコンテンツをMarkdownにリアルタイムで変換して提供できるという。
Markdownが使われる理由として、HTMLはブラウザ向けに設計されているため、ページ内容とは直接関係のない要素が含まれやすく、エージェントにとって余分な情報が多いこと、またMarkdownは明示的な構造を持たせられることからAI処理に適していることを挙げている。ちなみに今回発表したブログ記事を例にすると、HTMLでは16,180トークン、Markdownに変換すると3,150トークンとなり、トークン使用量が約80%減少するという。
またAIパイプラインにおける一般的なステップとして、HTMLからMarkdownへの変換があるが、その処理が複雑になっていたり、コンテンツ制作者の意図した構造と一致しない可能性があると指摘する。そこで、エージェントがソースからMarkdownを直接受け取れるようになれば、変換工程を省けるようになる。
すでにClaude CodeやOpenCodeといったコーディングエージェントは、Webページを取得する際に `Accept` ヘッダーを付けてコンテンツを要求している。そこで、Markdown for Agentsが有効化されているウェブサイトに対して、クライアントが `Accept` ヘッダーに `text/markdown` を付与してリクエストを送ると、CloudflareはオリジンからHTMLを取得し、変換が可能な場合に、オンザフライでMarkdownに変換して返す。
たとえば、Cloudflareは同社のBlogとDeveloper Documentationで本機能を有効化しており、以下のようなコマンドで取得できる。
```
curl https://blog.cloudflare.com/markdown-for-agents/ \
-H "Accept: text/markdown"
```
このコマンドを実行して、Markdownを取得してみたのが以下の図となる (Windowsではcurlをcurl. exeにする必要がある ) 。Markdownのフロントマターに、description、title、image (OGP画像) のプロパティも付属する。

上記コマンドを実行して、Markdownを取得できた。
Markdownをクライアントに返す際、レスポンスのHTTPヘッダーは以下のようになる。 `x-markdown-tokens` ヘッダーを含め、Markdown文書の推定トークン数も示される。
```
HTTP/2 200
date: Wed, 11 Feb 2026 11:44:48 GMT
content-type: text/markdown; charset=utf-8
content-length: 2899
vary: accept
x-markdown-tokens: 725
content-signal: ai-train=yes, search=yes, ai-input=yes
```
このHTTPヘッダーには、AIに関する利用用途を示すContent Signalsについての `content-signal` ヘッダーも含まれる。現在のところ、Markdown for AgentsのレスポンスにおけるContent Signalsは、AIトレーニング、検索、AI入力 (エージェント利用を含む) にコンテンツが使用可能であるというかたちになっている。ただし将来的には、カスタムのContent Signalポリシーを定義するオプションも提供する予定とのこと。
Markdown for Agentsは、Pro、Business、Enterpriseの各プランおよびSSL for SaaSの顧客に対し、ベータ機能と無償で提供される。有効化はCloudflare dashboardから行うことができる。アカウントとゾーンを選択し、Quick ActionsにあるMarkdown for Agentsボタンで設定できる。
今回の発表にあわせて、Cloudflare RadarにAIボットおよびクローラーのトラフィックについて、返却されるコンテンツタイプのインサイトを追加したとのこと。新たに追加された `content_type` ディメンションとフィルターは、返されたコンテンツタイプの分布をMIME typeでグループ化して表示できるため、特定のエージェントまたはクローラーでMarkdownを返すリクエストに絞り込めるとのこと。
なお、Cloudflareネットワーク外にあるコンテンツの変換が必要な場合や、コンテンツの提供元のサイトでMarkdown for Agentsを利用できない場合に向けて、別手段も提供している。Browser Renderingの `/markdown` REST APIを使うことで、動的ページやアプリケーションを実ブラウザでレンダリングしてから変換する必要がある場合のMarkdown変換をサポートし、Workers AIの `AI.toMarkdown()` を使うことで、HTMLだけでなく複数の文書タイプと要約のMarkdown変換を可能にする。
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